買ってみました。(2020/04/28 予約購入)
キャッチフレーズは、”飛躍せよ、まだ見ぬ世界へ”
DJI公式サイトの発表を、子どもみたいにワクワクしながらパソコンの前で待っていました。
時間が近付いて、10、9,8,・・・カウントダウン。
3,2,
1
キター--!
ということでブラウザをリロードすると、⬆上の画像のような画面がバーンと出てうおぉ!
実際はムーブする画面です。
にゅーっと暗い海から鯨が現れて、AIR2が画面の下のほうから飛んでくる感じ。
事前に漏れ聞こえたある程度の情報はありましたが、サイトを見て改めていろいろ進化していたことに感動しました。
価格
発売時期:2020年5月21日
スタンダード:105,600円(最小構成)
Fly more コンボ:132,000円
Fly More コンボにはインテリジェント フライトバッテリーが3個と専用バッグも追加されます。
細かく書くと⬇このようになります。最小構成との差分です。
- インテリジェント フライトバッテリー×2
- 低ノイズプロペラ(1組)×6
- NDフィルターセット(ND16/64/256)×1
- バッテリー充電ハブ×1(バッテリーを3個セットして順に充電)
- バッテリー パワーバンクアダプター×1(バッテリーを別の機器に給電させるパーツ)
- ショルダーバッグ×1
Fly More コンボはNDフィルター付きです。
商売上手なのか、あまり使わないND64とND256と、使うことがたまにあるND16がセットです。
よく使うことがあるND4やND8は別売りw
商売うまいなーほんま。
思惑どおり(かどうかは知らんけど)別に、ND4/ND8/ND32のセットを買いましたよ。
送信機が大きくなりました。これまでの送信機下部が左右に開いてスマホを挟む仕様を捨て、送信機上部にスマホを取り付ける仕様にしてきました。
送信機はずっしり重量感があるので持ち疲れてくるかも?首からストラップで吊り下げるようなアクセサリーを買った方がいいかもしれません。
アクティベイト中です
MAVIC AIR2の新機能
OcuSync 2.0
なんと、10kmに及ぶ距離を1080p/30fpsで動画伝送するそうです。但し、5GHz帯の場合で日本国内では6km。それでもスゴイ!
MAVIC AIRは「拡張Wi-Fi」だったので開けた海岸や広い野原のような場所以外は実質目視できる程度の距離がやっとでしたから。
4K/60fps動画
新型なので当然カメラ機能の向上は期待していましたが4Kで60fpsまで対応となりました。
動画コーデックはHEVC(H.265)に対応しました。
MAVIC AIRは「30fps」まで。
HDR動画
Osmo Actionで感心したHDRが動画で対応になっています。もちろん、MAVIC AIRにはありません。
これで陽の当たる場所や少し陰ってくる場所をあまり気にせず撮影できるので嬉しい機能です。
Active Track 3.0
あまり使っていない機能ですが(車とかで走って追尾とかしないので)これも以前の2.0から進化。更に精度が上がっていることは容易に想像できます。
そのうち使ってみたい機能です。
(自分で走るのはしんどいからw うちのワンコを走らせて追っかけさせればえぇんやね)
8K撮影
ハイパーラプスで8Kに対応したようです。
こういう撮影テクニックとかはけっこう面倒くさいので使ったことはないけど、興味はあります。
ドローンでハイパーラプスやタイムラプス使うと、どんな動画になるんやろ。その前に、どういうシーンで使えばえぇんかアイデアが浮かばへんというw
34分の飛行
なんと!最大34分間の飛行ができるようになったそうで。これでバッテリーの買い増しから解放される!!(インテリジェント フライトバッテリーは高い…1万以上するし)
確か、MAVIC AIRは最大で21分。すごく延びた。
そのほか
ほかにも、「48MP」の高解像度写真が撮れる(拡大してもかなり綺麗な画像ということになるので加工がしやすい)とか、スポーツモードでは68 km/hもスピードが出るとか、進化がすごいです。
障害物回避は3方向(前方、後方、下方)はMAVIC AIRと同じ。精度は向上していると思いますが、左右側面も対応してほしかった。ここはちょっと残念。
下方には「補助ライト」が追加されました。LEDで下を照らすわけです。夜間の着陸や下を照らしながらの飛行にめちゃ便利です。(訓練以外で夜間飛行させたことないけどw)
案外、ドローンを活用してないなーと思いますが高機能化は過信しないけど安心なので大歓迎です。
AirとAir2の大きさ比べ
MAVIC AIR2のほうがひとまわり大きくなりました。アームも長い。(黒いやつがMAVIC AIR)
MAVIC AIR2のスペック
MAVIC AIR2のスペックです。DJI公式サイトからの引用で国内仕様と海外仕様が混在していますので注意してください。
機体
重量 | 570 g |
サイズ | 折りたたんだ状態: 180×97×74 mm(長さ×幅×高さ) 展開時: 183×253×77 mm(長さ×幅×高さ) |
対角寸法 | 302 mm |
最大上昇速度 | 4 m/s(Sモード) 4 m/s(Nモード) |
最大下降速度 | 3 m/s(Sモード) 3 m/s(Nモード) 5 m/s(Sモードで急降下中) 3 m/s(全てのモードで高度4500 m以上の時) |
運用限界高度(海抜) | 5000 m |
最大飛行時間(無風時) | 34分 |
最大ホバリング時間(無風時) | 33分 |
最大飛行距離 | 18.5 km |
最大水平飛行速度 | 19 m/s(Sモード) 12 m/s(Nモード) 5 m/s(Tモード) |
最大風圧抵抗 | 29 〜 38 km/h(レベル5) |
最大傾斜角度 | 35°(Sモード) 20°(Nモード)* * 強風下では35° |
最大角速度 | 250°/s(Sモード) 250°/s(Nモード) |
動作環境温度 | -10°C ~ 40°C |
動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.725~5.850 GHz(日本国内は2.400~2.4835GHzのみ利用可) |
伝送電力(EIRP) | 2.400-2.4835 GHz: FCC:≤26 dBm CE:≤20 dBm SRRC:≤20 dBm MIC(日本):≤20 dBm 5.725-5.850 GHz: FCC:≤26 dBm CE:≤14 dBm SRRC:≤26 dBm |
ホバリング精度範囲 | 垂直: ±0.1 m (ビジョンポジショニングあり) ±0.5 m (GPSポジショニングあり) 水平: ±0.1 m (ビジョンポジショニングあり) ±1.5 m (GPSポジショニングあり) |
プロペラ | クイックリリース、低ノイズ、折りたたみ式 |
衛星システム | GPS+GLONASS |
コンパス | シングル コンパス |
IMU | シングル IMU |
内部ストレージ | 8 GB |
バッテリー
容量 | 3500 mAh |
電圧 | 11.55 V |
最大充電電圧 | 13.2 V |
バッテリータイプ | LiPo 3S |
電力量 | 40.42 Wh |
重量 | 198 g |
充電温度範囲 | 5℃ ~ 40℃ |
最大充電電力 | 38 W |
カメラ
センサー | 1/2インチCMOS 有効画素数:12 MPと48 MP |
レンズ | FOV:84° 焦点距離(35 mm判換算):24 mm 絞り:F2.8 撮影範囲:1 m〜∞ |
ISO | 動画: 100-6400 写真(12 MP): 100-3200(オート) 100-6400(マニュアル) 写真(48 MP): 100-1600(オート) 100-3200(マニュアル) |
静止画 最大解像度 | 48 MP 8000×6000ピクセル |
静止画モード | シングルショット:12 MPと48 MP バーストショット:12 MP、3/5/7枚 オート露出ブラケット (AEB):12 MP、3/5枚(0.7EVバイアス) タイマー撮影:12 MP、2/3/5/7/10/15/20/30/60秒 スマートフォト:シーン認識/ハイパーライト/HDR HDRパノラマ: 垂直 (3×1): 3328×8000ピクセル (幅×高さ) ワイド (3×3):8000×6144ピクセル (幅×高さ) 180° パノラマ (3×7):8192×3500ピクセル (幅×高さ) スフィア (3×8+1):8192×4096ピクセル (幅×高さ) |
静止画フォーマット | JPEG/DNG (RAW) |
動画解像度とフレームレート | 4K Ultra HD:3840×2160 24/25/30/48/50/60 fps 2.7K:2688×1512 24/25/30/48/50/60 fps FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/120/240 fps 4K Ultra HD HDR:3840×2160 24/25/30 fps 2.7K HDR:2688×1512 24/25/30 fps FHD HDR:1920×1080 24/25/30 fps |
カラープロファイル | D-Cinelike、ノーマル |
動画フォーマット | MP4/MOV(H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC) |
最大ビットレート | 120 Mbps |
対応SDカード | 最大容量256GBのmicroSDに対応 |
対応ファイルシステム | FAT32、exFAT |
ズーム | 利用できません |
ジンバル
スタビライズ機構 | 3軸 (チルト、ロール、パン) |
機械的な可動範囲 | チルト: -135°~45° ロール:-45°~45° パン:-100°~100° |
操作可能範囲 | チルト:-90~0°(デフォルト) -90~24°(拡張時) |
最大可動速度(チルト) | 100°/s |
角度ぶれ範囲 | ±0.01° |
ビジョンシステム
前方 | 高精度測定範囲:0.35〜22.0 m 検知範囲:0.35〜44 m 有効検知速度:12 m/s 視野角(FOV): 71°(水平)、56°(垂直) |
後方 | 高精度測定範囲:0.37〜23.6 m 検知範囲:0.37〜47.2 m 有効検知速度:12 m/s 視野角(FOV): 44°(水平)、57°(垂直) |
利用可能な下方センサー | デュアルビジョンセンサー + ToFセンサー |
下方 | ToF測定範囲:0.1〜8 m ホバリング範囲:0.5〜30 m ビジョンセンサー ホバリング範囲:0.5〜60 m |
左/右 | なし |
下方補助ライト | シングルLED |
安全性
障害物回避システム | 高度操縦支援システム (APAS) 3.0 |
動画伝送
伝送システム | OcuSync 2.0 2.4 GHz/5.8 GHz自動切替(日本国内では2.4 GHzのみ利用可) |
最大伝送距離 | 10 km (FCC)、6 km (CE)、6 km (SRRC)、6 km (MIC(日本)) |
ライブビュー品質 | 720p@30fps / 1080p@30fps |
遅延(環境条件およびモバイル端末に依存) | 120〜130 ms |
動画伝送 符号化方式 | H.265 |
ライブビュー最大ビットレート | 12 Mbps |
動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.725~5.850 GHz(日本国内は2.400~2.4835GHzのみ利用可) |
送信機
送信機 伝送システム | OcuSync 2.0 |
対応モバイル端末コネクター | Lightning、Micro USB、USB Type-C |
最大 対応モバイル端末サイズ | 180×86×10 mm (高さ×幅×厚さ) |
動作環境温度 | -10°C ~ 40°C |
伝送電力(EIRP) | 2.400-2.4835 GHz: FCC:≤26 dBm CE:≤20 dBm SRRC:≤20 dBm MIC(日本):≤20 dBm 5.725-5.850 GHz: FCC:≤26 dBm CE:≤14 dBm SRRC:≤26 dBm |
動作電流/電圧 | 1200 mA@3.6V (Android) 700 mA@ 3.6 V (iOS) |
充電器
充電入力 | 100~240 V、50/60 Hz、1.3 A |
充電出力 | 充電ポート:13.2 V⎓2.82 A USBポート:5 V⎓2 A |
電圧 | 13.2 V |
定格出力 | 38 W |
マニュアル
Mavic Air2の取説などです。(DJI 公式サイト内のダウンロード)
Mavic Air 2 クイックスタートガイド v1.0 | 2020-04-28 | |
Mavic Air 2 免責事項と安全に関するガイドライン v1.0 | 2020-04-28 | |
Mavic Air 2 ユーザーマニュアル v1.0 | 2020-06-17 | |
Mavic Air 2 リリースノート | 2021-01-26 | |
Mavic Air 2 -- アクセサリー ユーザーガイド | 2021-01-26 |
アプリ
MAVIC AIR2からは、新しいアプリの「DJI Fly」で操作します。
➡ ダウンロードセンター/DJI Fly
これまでのGo4アプリよりも動画編集機能が向上したり使いやすくなったようです。
<追記>
アップデートがしやすくなってた。
ファイルを落として、機体や送信機にインストールする際のエラーが以前(Go4アプリ)は多かったし、うまく反映させることができずストレス感じてましたが、DJI Flyアプリでは簡単にできるようになりました。